- 体型やスタイルが悪くてもヨガインストラクターになれる？
- スタイルが悪いとデメリットはある？
- 太ってるヨガインストラクターでも活動できる？
ヨガインストラクターは痩せている人が多いですが、「スタイルが悪いとヨガインストラクターになれないのではないか」と不安になるかもしれません。
ヨガインストラクターになるうえで、体重や体型は問題ありません！
太っていても問題ないのか、この記事で説明しているのでぜひ参考に!
ヨガインストラクターは体型やスタイルの悪い人でもなれる？
ヨガインストラクターになるにあたって、体型やスタイルを気にする必要はありません！
- ヨガインストラクターの役割は、受講者一人一人に寄り添い、安全で心地よいヨガの時間を提供することだから
- そもそもヨガは、痩せることだけが目的の運動ではないから
ヨガインストラクターに必要なのはヨガや身体に関する知識、そして受講者に寄り添える共感力や指導力。
これらの資質を持っていれば、どんな体型でも問題ありません。
さらに、ヨガには多様な種類があり、得られる効果もさまざま。
確かに、パワーヨガやヴィンヤサヨガなどダイエット効果を期待するクラスでは、引き締まった体型のインストラクターをよく見かけます。
一方で、陰ヨガやリストラティブヨガといったリラックス効果や体質改善を狙ったクラスの場合、インストラクターの体型はバラバラです。
つまり、ヨガにはあなたらしい指導をできる分野が必ずあり、ヨガインストラクターになる道を諦める必要はないのです♪
ヨガインストラクターのスタイルが悪い場合のデメリット
どんな体型の人でもヨガインストラクターになれます！
ただ、残念ながら『ヨガインストラクターはスタイルが良い』というイメージのせいで、以下のデメリットが起きる可能性があります。
- ダイエット目的のヨガ指導がしづらい
- レッスンに興味を持ってもらいにくい
詳しく見ていきましょう。
①：ダイエット目的のヨガ指導がしづらい
ダイエット目的のヨガレッスンは、インストラクターの体型が集客と受講者のモチベーションに大きく影響する可能性が！
たとえダイエット効果のあるポーズを完璧に披露できても、インストラクター自身が体重過多に見えると受講者はレッスンの効果に疑問を抱くかもしれません。
ポーズがいくら美しくても、インストラクター自身のボディメイクが行き届いていないと、レッスンの効果に不安を感じてしまうものです。
シェイプアップに役立つヨガのポーズを教えたい人には、太っていることがデメリットになり得えます。
②：レッスンに興味を持ってもらいにくい
これは、『ヨガは美容・健康に効果がある』というイメージで日本に広まったため。
本来のヨガの目的は瞑想を通じて心と体を健康にしていくことですが、悲しいことにその目的を重視してレッスンを選ぶ受講者は多くありません。
そのため、美容・健康効果がありそうか、ヨガインストラクターのスタイルで判断してレッスンを選ぶ人も。
ヨガインストラクターの資格を取るうえで、体型は何の問題にもなりませんが、日本で浸透しているヨガのイメージのせいで、太っていたり体型が悪いと、いざ指導しようとなった時に壁にぶつかる可能性があります。
太っているヨガインストラクターは日本にはほぼいない
残念ながら以下の理由から、日本ではふくよかなヨガインストラクターをめったに見かけません。
- 日本では『ヨガインストラクターは細くて綺麗』という印象を持たれがちだから
- 大手スタジオでは体重や体型などが採用基準に含まれているから
日本では『ヨガ＝ダイエット』というイメージ。だから、ヨガインストラクターは痩せていて健康的な見た目を求められます。
加えて、BMIや体型などを採用基準にしているヨガスタジオがあり、体型基準をクリアしたヨガインストラクターの活躍しか見かけないという現状もあります。
厳しいですが、日本では体型が良くないとヨガインストラクターの活動場所が限られてしまうのです。
心身の健康維持を目的とする方はもちろんいますが、「痩せたい」や「きれいになりたい」といったボディメイクや美容効果を期待して始める方が増えているのが特徴です。
体型やスタイルが悪い人がヨガインストラクターとして活動する方法
体型やスタイルが良くなくても、以下の方法でヨガインストラクターとして輝くことができます！
- 資格を取得し、専門的な知識や指導力を身につける
- フリーランスで働く
1つずつ説明しますね。
①：資格を取得し、専門的な知識や指導力を身につける
ヨガインストラクターの資格取得は、体型のマイナス要素を乗り越えるのに効果的！
優れた知識と指導力があれば、体型など外見に関するマイナス面は十分に補えます。
RYT200やRYT500といった世界中で通用する資格があれば、海外でヨガ指導をするという選択肢も。
また、以下のような特定のターゲット層に絞った専門資格を取得するのもおすすめです。
- シニアヨガ
- マタニティヨガ
- キッズヨガ
- マインドフルネス
専門資格を持っていれば、受講者に安心感を与えるレッスンを提供できます。
受講者が安心・安全でヨガを楽しむ環境づくりができることは、ヨガインストラクターにとって強力な武器。
資格を取得して受講者に寄り添ったあなたにしかできないレッスンをすれば、体型のマイナス要素は気にならなくなるはずです！
とくに瞑想やマインドフルネスは、継続的な実践と心の在り方が重要になるため、体格やスタイルは他のヨガ以上に関係がないと言えるでしょう。
②：フリーランスで働く
ヨガスタジオで雇われるだけが活躍場所ではありません。フリーランスなら、自分に合ったヨガの伝え方ができます！
ヨガスタジオにこだわらなくても、ヨガインストラクターが輝ける場所はたくさん♪
- 老人ホーム
- デイサービス
- リハビリセンター
- 子育て支援センター
- コミュニティセンター
- スポーツジム
- オンラインレッスン
老人ホームやデイサービス、コミュニティセンターといった場所では、「健康のために軽い運動をしたい」「体の調子を整えたい」と考えている方が多く集まります。
上記の場所では、ヨガにあまり触れてこなかった人たちにヨガの魅力を伝えるやりがいを感じられます。
他にも、SNSやYouTubeでの情報発信も立派な活動の一つ。
一般的なヨガインストラクターとは違う容姿の自分が発信することで、「自分にはヨガなんて…」と感じる人たちの背中を押す存在になれるかもしれません。
多様な場所と形式で活動できることが、ヨガインストラクターの最大の魅力。自分らしいスタイルを見つけましょう！
【まとめ】
- 体型やスタイルが悪くてもヨガインストラクターになれる！
- 太っているインストラクターは日本ではほとんど見かけない
- ヨガはジャンルが多彩で活動場所も多様なので、体型にマイナス要素があっても活躍場所は必ず見つかる♪
ヨガインストラクターの資格取得に、体型は何の問題にもなりません。
しかし、日本に定着している『ヨガは美容・健康効果のあるもの』というイメージのせいで、不利な状況に出くわすかもしれません。
ヨガには、どんな体型の人でも自分に合ったヨガを楽しめる懐の深さがあります♪
自分にぴったりのヨガや活躍場所は必ず見つかります。ぜひ、自分だけが伝えられるヨガの魅力を発信してください！